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20歳でも腰痛に?若い女性に増えている“現代型腰痛”とは?

 

「まだ20歳なのに、なんで腰がこんなに痛いんだろう…」


朝起きたときや長時間座っているときに

ふと感じる腰の重だるさ。

 

昔は「腰痛=年配の人の悩み」というイメージが

強かったかもしれませんが

実は最近、10代後半から20代前半の

若い女性にも腰痛の症状が増えています。

 

今日は、そんな“若いのに腰が痛い”という

お悩みを持つ方に向けて

原因と対策をわかりやすく解説していきます!

 

■ なぜ20歳で腰痛になるのか?


1. 姿勢の乱れ

スマホやパソコンを長時間使う習慣があると、

無意識に猫背や前かがみの姿勢に

なりやすくなります。

特に大学生や社会人になりたての時期は

机に向かう時間が多く

腰に大きな負担がかかります。

 

2. 筋力不足

運動する機会が減ると、体を支える筋肉(特に体幹)が

弱くなり、腰の負担が増えてしまいます。

見た目が細くても、腹筋や背筋が弱いと

腰痛の原因になります。

 

3. 精神的なストレス

若い女性は、学校や仕事、人間関係などで

ストレスを感じやすい年代でもあります。

ストレスは自律神経のバランスを乱し、

筋肉がこわばって痛みを

引き起こすことがあります。

 

■ あなたの腰痛、放っておくとどうなる?


 

「そのうち治るだろう」と放っておくと、

慢性的な腰痛に移行してしまう可能性があります。

腰の痛みが続くと、体を動かすこと自体が億劫になり、

さらに筋力が落ちるという悪循環に。

 

また、腰の痛みがストレスや

睡眠の質にも悪影響を及ぼし、

心身ともに不調をきたすこともあるので

早めの対処が大切です。

 

■ 今日からできる腰痛予防&改善法


 

◎ 姿勢を見直す

スマホを見るときは、顔を下げすぎず

目線の高さにしましょう。

イスに座るときは、深く腰をかけて

骨盤を立てるように意識しましょう。

 

◎ 軽いストレッチ

朝や寝る前に、腰回りや

太もも裏(ハムストリングス)のストレッチを。

血流が良くなり、筋肉が柔らかく保てます。

 

◎ 体幹トレーニング

毎日1分から始められる「プランク」や

「ドローイン」は、体の芯の筋肉を鍛えて

腰のサポート力を高めてくれます。

 

◎ 湯船に浸かる

シャワーだけで済ませがちな方も、

腰痛が気になるときはお風呂にゆっくり浸かって

筋肉を温めましょう。

 

■ それでも痛みが続くときは…


 

セルフケアでは改善しない、またはしびれを

感じるような痛みがある場合は、

迷わず整骨院や病院を受診してください。

 

20代でも、ヘルニアや骨盤のゆがみが

原因になっているケースもあるので

自己判断は避けるようにしましょう。

 

■ まとめ


 

「若いから大丈夫」と思わずに、

逆に20歳の今だからこそ、

自分の体にしっかり目を

向けてあげることが大切です。

 

腰は体の中心であり、

未来の健康にも大きく関わる部位。
無理せず、でもちょっとずつ、

体をいたわる習慣を始めてみてくださいね。